琥珀糖の作り方– category –

見た目が宝石みたいで、キラキラと光る様子がとても綺麗な琥珀糖。

いま、女性や子供に大人気です。

でも、「行列に並んでまで買うのはちょっと…」、「みんなに配るにはちょっと高い」とか、「なぜか息子のホワイトデー用に配らないといけない」などと困っていませんか?

そんな方に朗報です(笑)

実は大人気の琥珀糖、自宅でも簡単に作れるんです。

本記事では、琥珀糖の材料と作り方、そして琥珀糖のアレンジレシピやアイデアを紹介します。

オリジナルの手作り琥珀糖で周りのみんなと差をつけたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

材料

琥珀糖の材料はとてもシンプルで、基本的には以下の4種類のみです。

  • 砂糖300g(2.5カップ)
  • 水200g(1カップ)
  • 糸寒天(4g)
  • 食用色素(少々)

糸寒天から戻すのが面倒な人は、粉寒天(同量)を使うと、さらにお手軽に作ることができます。

食用色素はお好みの色を用意してください。

食用色素の方が色鮮やかに仕上がりますが、準備できない場合は、かき氷用のシロップ、ジュースの他、色付きのリキュールなどでも代用可能です。

お好みで分量外でラム酒や香料を混ぜてもOK。(小さじ1~2を目安にお好みで)

ちなみに琥珀糖作りに必要な道具は以下のとおりです。

  • 小鍋
  • ヘラ
  • バット(クッキングシートやお好みの型やお皿でも代用可)
  • 包丁

作り方

琥珀糖の作り方はとてもシンプル。

以下の手順に沿ってやれば作業自体は15分もあれば完了です。

STEP
下準備

・使いたい色の食用色素を水で溶いておく。

・出来上がった琥珀糖を入れるバット、クッキングシートもしくは方などを用意しておく。

※本レシピの分量だと10cm~15cm四方のバットだと、ちょうどいい厚さの琥珀糖になります

STEP
寒天を水に溶かす

・まずは、小さめの鍋に水と寒天を入れて中火にかけてください。

・ヘラでゆっくりと混ぜながら寒天を溶かします。

STEP
砂糖を混ぜる

・寒天が溶けたら次に砂糖を混ぜます。

※香料を入れる場合はこのタイミングで

・砂糖を入れたら弱火にしてヘラで混ぜながら5分ほど煮詰めていきます。

※泡がなるべく立たないようにゆっくりと弱火で混ぜるのがコツ

STEP
バットに移す

・5分ほど煮詰めてとろりとしてきたらバットや準備していたお皿に移します。

※ヘラを持ち上げたときに糸を引くようになっていたらOK

STEP
色付けをする

・バットに移したら、水(大さじ1杯程度)で溶いておいた食用色素(耳かき1杯弱程度)を入れて好みに応じて混ぜます。

※色をハッキリと分けたい場合は別々のバットやお皿に。マーブル調にしたい場合は同じバット内で適当に混ぜる

※楊枝や竹串などを使って混ぜるとキレイなマーブル模様になります

STEP
固める

・色付けや模様ができたら冷蔵庫に1時間ほど入れて固めます。

STEP
切る

・1時間ほど経過して指で表面を触ってみて固まっていたら、お好きな形に切って完成です。

なお、切りたての琥珀糖の断面は透明でとても綺麗ですが、お店などで売っている、「表面がシャリシャリ、中はプルン」とした状態にしたい場合は、向きを変えながら1~7日程度乾燥させてください。

日数が経てば経つほど表面が結晶化して固まってきて、いろいろな表情が見られますよ!

「時間がない!」ってときは、表面にグラニュー糖などをつけてもいいでしょう。

※琥珀糖は糖度が高いので、保存状況が良いと2~4週間ほど保ちますが、夏場などは早めに食べちゃってください

バリエーション

ここまで本記事では、琥珀糖の基本的な作り方を紹介しましたが、「それだけじゃつまらない!」、「もっと違うアレンジをして人と差をつけたい!」そんな人に向けて、琥珀糖のいろいろなバリエーションを紹介します。

バリエーションとひとくちに言っても、いろいろあるのでここでは4つのカテゴリーに分けて解説します。

場面に合わせて使い分けてくださいね!

  • 味付け
  • アレンジ
  • 包装

琥珀糖のバリエーションを増やすのに1番手っ取り早いのが、「かたち」を変えること。

琥珀糖が固まったら、バットから取り出して包丁でサイコロ状に四角く切るのがオーソドックスな形ですが、それ以外にも、棒状に切ったり、斜めに切ったりするのもオシャレですよね。

半分程度まで包丁で切り込みを入れてから、手で割くと自然な鉱物のように見せることもできます。

他にも百均で売っている型に流し込んで、動物、星やハートの形を作るのも楽しいですよ!

ぜひ、いろいろな形へのアレンジを試してみてください。

味付け

全部同じ味だと飽きてしまうので、形の次は「味付け」でバリエーションを増やしましょう。

シロップや香料などを入れることで味付けを変えることができます。

ラム酒やブルーキュラソー、ミントリキュールなどのリキュールを入れれば、大人な味になって色もつくので一石二鳥ですね!

他にもバットの底や琥珀糖が固まる前に食材を中に入れると、味のアクセントにもなるし、固まった後、琥珀糖の中にその食材が薄く透けて見えるのでとても綺麗になります。

どんな食材を入れてよいかわからない方のために、以下に食材の例を記載します。

  • 柑橘類のピール
  • ドライフルーツ
  • 金平糖
  • 桜の塩漬け
  • 赤紫蘇のシロップ漬け
  • 生のミント

季節の旬の食材なんかを入れるとグッとオシャレになりますよ!

包装

琥珀糖は見た目がとても華やかでかわいくて人気ですが、包装次第で印象は大きく変わります。

せっかく一生懸命作った琥珀糖、包装で台無しにしないように、包装にもひと手間加えましょう。

基本的には、琥珀糖が外からも見える透明なガラス瓶やビニールでラッピングするのがおすすめです。

  • ガラス瓶
  • 試験管
  • 透明なラッピング
  • アクリルの箱
  • プラスチック製ワイングラス

リボンをつけて、一言、メッセージも添えると喜ばれますよ!

100均で全部揃いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

コラボアレンジやトッピングアレンジ

最後に紹介するバリエーションは、琥珀糖と他のものを組み合わせるコラボアレンジやトッピングアレンジです。

琥珀糖だけだと限られてくるバリエーションも、他のものと組み合わせると無限大!

アイデアのヒントになるものをいくつか紹介して本記事を終了しますね。

  • ソーダ水
  • チョコレートディップ
  • ヨーグルト
  • チーズケーキ
  • フルーツポンチ

ソーダ水

ワイングラスやオシャレで透明なコップにカラフルな琥珀糖を入れて、ソーダ水を注ぐとそれだけで特別な休日を過ごしているような気分になりおすすめです。

家で琥珀糖を振る舞うなら、簡単なので、ぜひ試してみてください。

人気店でも定番のメニューです。


チョコレートディップ

チョコレートを湯煎しておき、出来上がった琥珀糖を半分ほどディップしてコーティングすると、オシャレな琥珀糖になります。

甘いのが苦手な人は、甘さ控えめの苦いチョコを使うと甘味のバランスが良くなります。

ホワイトチョコをディップすると、フランスの高級菓子のような雰囲気がでますよ!

ヨーグルト

砂糖の入っていないプレーンのヨーグルトをガラスのお皿に持って、その上に琥珀糖をパラパラと落とすのも美味しいです。

琥珀糖の表面のシャリシャリ感、中のプルンとした感触、そしてドロッとしたヨーグルト、3種類の食感が楽しめます。

味も琥珀糖の甘味とヨーグルトの酸味が絶妙にマッチして相性抜群です。


チーズケーキ

チーズケーキのアイデアは表参道にある琥珀糖の有名店、「Cafe de Lapis(カフェドラピス)」で提供されているメニュー。

琥珀糖のザクザク感とチーズケーキのしっとり感が好相性と人気です。

とても美味しいと評判ですが、上記でも紹介したヨーグルトと一緒で、チーズケーキの酸味が琥珀糖の甘さとは相性がいいのでしょう。

チーズケーキも作るとなるとハードルが高くなるので、甘さ控えめ、酸味強めの市販のチーズケーキを買ってきて、上にトッピングすればお手軽ですね!

パンチボウル

パンチボウルって知っていますか?

フルーツポンチの大人版と言えばわかりやすいと思います。

アメリカ西海岸で一時期とても流行ったパーティカクテルドリンクです。

大きなガラスのボウルに氷を入れて、フルーツ、ミントなどのハーブやレモンを入れたカクテルで、大人数で楽しめます。

まさにパーティ用のドリンクでとても華やかな飲み物ですが、ここに琥珀糖を入れたら、さらに1段豪華さが増します。

ホームパーティや誕生日会などで作ると、それだけでちょっとしたセレブな気分になれるので、ぜひやってみてください!

まとめ

本記事では琥珀糖の作り方、琥珀糖を使った様々なアレンジ、そして人と差をつける工夫について解説してきました。

少しでも記事が琥珀糖の作り方、琥珀糖を使ったアレンジのヒントになれば、とても嬉しいです。